道徳

奇跡の生還

東京都内の中学校で行った道徳の授業での活用事例です。
「奇跡の生還」という題材を取り上げ、2クラス同時展開で、AIAIモンキーを活用した話し合い活動を行いました。

基本情報

学校名   東京都内公立D中学校
学 年   3年生
教 科   道徳

授業の流れ

① 「奇跡の生還」という題材を読み、自分の意見をAIAIモンキーに入力する

以下の題材を読み、「主人公の行動に対して賛成か反対か」という設問に対し、自分の意見をAIAIモンキーに入力します。

ジュリエッタの兄は,大地震の後5日目に,ビルの地下から救出される。もともと持病のあった兄は衰弱しきっていたが,病院は治療を待つ人にあふれ,治療を受けることができない。
1ヶ月後,ジュリエッタは容体が悪化した兄を病院に運び,何百人もの長蛇の列をつくっている人々をすり抜け,とっさに嘘をつく。
「兄は35日ぶりに今日,がれきの下から救われたのです。どうかお助けください」
ジュリエッタの訴えを聞いた医者はこの奇跡に驚き,誰よりも先に兄の治療に取りかかった。
おかげで兄の容体は快復し,「奇跡の生還」としてニュースになるが,ジュリエッタは病院から姿を消し,行方不明になる。

生徒が主体的に「考え,議論する」道徳科の実践的研究より引用

② グループごとに分かれて、分析結果を見ながら話し合いを行う

グループで賛成・反対の両者のコメントを確認しながら話し合い活動を行います。同じ授業コードを入力して2クラス合同で行った授業だったので、自分のクラスにいながら他のクラスも含めた多様な意見に触れることができました。

③ 話し合った内容を踏まえて、再度自分の意見をAIAIモンキーに入力する

分析結果を見ながら話し合った内容を踏まえて、「自分だったらどうしたか」という設問に対し、自分の意見をAIAIモンキーに入力します。

④ 1回目と2回目の意見を比較しながら、クラス全体で振り返りを行う

1回目と2回目の分析結果を表示し、意見を比較しながら、どのように意見が変容したのか、クラス全体で振り返りを行いました。

先生の声

・今回は同じ授業内容を2クラス同時で展開するにあたり、2クラス合同でこのツールを使ったことで、自分たちのクラス以外の意見も瞬時に確認でき、デジタルだからこそ実現できる授業だと思った。
・1回目と2回目の意見の変容が明確に可視化されたことで、今回「モラルジレンマ」という難しい題材でも、多様な価値観を共有し合えることができたのだと実感した。

生徒の声

・賛成・反対の意見が瞬時に表示されて、びっくりした。
・自分と正反対の意見を読むことで、考え方が少し変わった。
・少数派の意見でも参考になることがあることが分かった。
・今回のように正解が1つではないテーマでの話し合いでこのようなツールを使うと色々な考えや価値観を沢山共有することができて、とてもよかった。

CASE STUDY活用事例

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